Windows Updateをコントロール

初心者

Windows Updateをコントロール

VPS環境でEAを稼働する上で特に気を配るべきなのは、MT4が24時間何にも邪魔をされず動き続けているかどうか。

通常のPCであれば、Windows Updateの自動更新はセキュリティ強化などの為の便利なものですが、ことEA稼働に限っては勝手にアップデートが掛かったり、終わった後にはVPSが再起動するなど大変なトラブルになりかねません。不慮の事態を防ぐ為に、自動更新から来る再起動をVPS上で起こさないように設定を変えておきましょう。

VPS(仮想デスクトップ)の概要については別のページにまとめましたので、こちらをご覧ください

本稼働の前にやっておきましょう

Windows Updateの自動更新を制限する設定をします。

画面左下、スタートメニューバー①→②の順にクリック

Windows Updateをクリック

①ひとまず現在配布されているWindows Updateをインストールします。
②最新の状態になったら、「詳細オプション」をクリック

①更新の一時停止をオンにします。 ②バックボタンで戻ります。

更新が一時停止しました。右上の✕ボタンで閉じます。

設定を閉じたら、最後にVPSを再起動をします。

再起動中にリモート接続が切れるので、再度お手元のPCよりVPSに接続してMT4を立ち上げ、EAの設定などをします。

これでEA稼働中に勝手にWindows Updateが開始することはありません。
安心してEA稼働に移りましょう!

週末のメンテナンス

これは週末、為替相場が止まっている時に実施する定期メンテナンスです。手動でWindows Updateを行います。

何があっても毎週末すべきという決まりはないけど、Windows Updateが長期間分溜まっていると全て更新が終わるまで時間がかかるので、私は週末のルーティンとして癖づけています!

※週末も動いているビットコインを対象にしたEAには当てはまらないと思うのでご注意。詳細は該当EAの開発者等にお問い合わせください。


前回の更新より新しくMicrosoftより配布されたアップデートを読み込みます。
スタート→ 設定→ 更新とセキュリティ→ Windows Update → 更新の再開ボタン をクリック。

Windows Updateから更新ファイルがダウンロード、インストールされます。

終わったら自動更新の設定を元に戻し、勝手に自動更新が起こらないようにします。
詳細オプションをクリック。

更新の一時停止を有効(オン)にする

設定を閉じたら、最後にVPSを再起動をします。

再起動中にリモート接続が切れるので、再度お手元のPCよりVPSに接続してMT4を立ち上げ、EAの設定などをします。

 

MT4の動作を軽くするには

常時ネット通信にて各通貨のレートを反映し続けているMT4、実はVPSに結構な負担がかかるアプリなんです。なので稼働するEAの数によってVPSの推奨メモリ数があるんですね。
ここでは、MT4の動作がなるべく軽くなる設定をお伝えします。


オプション/最大バー数を小さく

EA稼働には不必要な過去のローソク足の数を減らすことで、メモリの負担を下げます。
MT4のツールバー、ツール→ オプション をクリック。

チャートタブより、ヒストリー内の最大バー数をそれぞれ2000に減らしてOKをクリック。

オプション/音声設定の変更

EA稼働に不要な音声での通知をオフにします。
オプションの音声設定タブ、「有効にする」のチェックを外します。

 

オプション/ニュース配信の変更

オプションのサーバータブ、「ニュースを有効にする」のチェックを外します。

気配値表示を最低限に

EAを動かしている通貨ペア以外のチャートは閉じて、1枚だけ表示にしましょう(まれに複数通貨同時稼働のEAもあるようなので、この限りではありません)。
気配値表示ウィンドウ上で右クリックして出てきたリストの中の「すべて非表示」をクリック。

EA稼働チャートに使用する通貨を残して全て消えました。

チャートの通貨表示を変更する際には、気配値表示ウィンドウを右クリックして通貨ペア→ 表示→ 出てきた通貨ペアリストから表示したい通貨を選択、$マークのグレーを黄色に。気配値表示ウィンドウに出てきたら、チャートにドラッグ&ドロップで適用させます。

チャートを小さくして使用メモリ軽減

チャートの描画もメモリを使うようです。

EA稼働をする場合には大きなチャートを出しておく必要はありませんので、ちょっと様子を見るために最小限の大きさであればいいですね。
例えば、スマホでVPSに接続した時。小さな画面で見るのに十分な大きさでOK。

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